2016年12月15日に、JetBrains社のブログに次のような記事が投稿されました。
Gogland – JetBrains発の新しいGo IDEのお知らせ
この記事を要約すると次のようになります。
- 3年前からIntelliJのGo開発用プラグインにJetBrains社もコントリビュートしていた
- 半年前からその開発用プラグインをフォークし、アプリケーションとしてGo専用のIDEを制作している
- 今日(2016年12月15日)からプライベートEAP(Early Access Program)を開始する
とのことで、未実装項目やバグを含んだベータ版ながらIntelliJ+4年近い開発ノウハウを備えた製品版に近いEAPとなっているよう。
Public EAPなのでメールアドレスを入力するだけでWindows,Mac,Linux版のGoglandを無料で使うことができます。
実際の製品版ではRubyMineやPyCharm等のような料金体系になるとのこと。
公式のドキュメントは以下よりどうぞ。
インストール方法
Goのインストール
GoglandはあくまでIDEでGoを自動的に導入してくれるわけではないみたいなので、Goが入っていない場合はここからまずインストールします。
現在の最新版は1.7.4ですが、数ヶ月すると1.8が来る様です。
半年に1度の間隔でリリースされるからか、古いドキュメントの言ってることと現行の仕様が違う、なんてことがたまにあるのが怖いのでなるべくリリースノートは追いたい(自戒
Goglandのインストール
IntelliJのGoglandのページ下部にある”Subscribe to receive early builds”よりメールアドレス(必須)とアンケート(任意)を記入してお茶を飲むとメールが届いています。
一度にWin/Mac/LinuxのダウンロードURLが通知されるのでフォーム記入段階ではプラットフォームを選択する必要はありません。
インストールを進めると”GOROOT”と”GOPATH”を聞かれるのでGOROOTはGoのインストールディレクトリ、GOPATHは所謂ドキュメントルートなのでディスクに余裕のある適当なフォルダを作って当てちゃいます(GOPATHのベストプラクティスについては諸説あるようですがそのディレクトリの下でgit cloneすることを考慮して決めるようです)。
これで適当にコード書けばビルドからデバッグまでGUIで出来ます。公式のFeaturesを見た感じ一通り揃ってるように見えますが正式リリースまでに何が追加されるのか…
気が向いたら実験します。
エンジニアとして働く90年生まれ。Web系技術を追っかけたり、PCガジェットや自転車いじりが趣味。オーディオオタク。