[WIP]テレキャスターのPU交換

自作ギター

以前作ったスネークヘッドモドキ君、あまりに音のヌケが悪いのでPU交換をしてみる。

  • POTはCTSの250k A(450S3484)
  • オレンジドロップ715P 0.047uF 600V(ラベルの左上に②って書いてるからスプラグ?)

この構成でFender Deluxe Driveのセットで組んでいたものの…他の竿と比べて音のヌケが悪く、トーンを絞るとモコモコして変な音になる(アンプ側でハイを上げると耳が痛くなる)。
解釈的には「Deluxe Driveはハイパワー(インダクタンスが高い)故に暗い音になる」理解で、試しにトーン回路をバイパスしたりしたものの、なんかまとまりの無い音になるだけでハイは相変わらずヌケて来ない。納得行かないのでピックアップを交換することに。

ついにベアナックルに手を出してみる。COBRA TというハイゲインPUです(ツインブレードだがダンカン等と違ってこっちはシングルコイルとのこと)。

ちなみにベアナックル公式のECからも購入できるが、SOUNDHOUSEで買ったほうがポイントも付いて安いので無理に個人輸入する必要はありません。

サーキットどうするか

ベアナックルはPUの他にサーキットも売っており、1V1Tのテレの回路としてはこちら
ベアナックル的にはセオリーである250K/0.022uFを外した構成なのだが…まあ試してみないことには。
ベアナックルのオリジナルPOT(CTS 280K)に0.022uFのオイルコンデンサとしているので、まずはこれに揃える形でPOTはそのまま、コンデンサをSCUD製のVita-Q(0.022F 600Vタイプ)で出音を確認してみる。
ちなみにCOBRA Tはベースプレートがなく、弦アースをブリッジプレートから取る必要があります。

フロントPU

ベアナックルの出力とヌケに対してフロントPUが貧弱なので、例の中華P480モドキをまた購入。これ結構音良いんですよ。

調整

予想以上に中高音がピークになったな、という感じ。
ストラトのサーキットにトレブルブリードを使って、ボリュームを下げた時にそのまんま歪みの量だけコントロールできる感覚にハマったのでこっちにもYJB PARTS製のトレブルブリード回路を追加。
トレブルブリード入れつつコンデンサの容量も落としたからかなりハイが出るようになったのだけれど、足元の音作りとも相談しつつ様子見…って感じですね。

参考

「Deluxe Drive PUのヌケ悪いんやが?」っていう同じ問題に関する投稿。相変わらず脱線して終了してるので気に入らないならPUを変えろって判断は間違ってなさそう。
https://www.strat-talk.com/threads/value-of-this-cap.567576/