注意
- この記事や私のSNSから投資助言に誘導することはありません。HashKey Globalのリファラルコードから登録すると私にちょっと小銭が入ってくる位のレベニューは見ていますが、この記事は自分自身が仮想通貨の知識を深める目的で執筆しています。
- 記載されている内容は公式サイトや関係者のツイート及び各種媒体の記事を参考に要約していますが、誤った知識、根拠の不明瞭な目論見(願望)が記事内に含まれている可能性が高いので、あくまで情報の精査は各々の判断で行ってください。
- HashKey Globalの登録はこちら
HashKey Globalとは
HashKey Globalは、香港を拠点とするデジタル資産金融サービスグループであるHashKey Groupが運営する中央集権型の仮想通貨取引所(CEX)です。2024年4月にサービスを開始し、バミューダ金融庁(BMA)からライセンスを取得しています。
CEOの目論見としては世界最大の取引所を目指す、とのことで、ざっくりBinanceの競合になりうるサービスという事になります。
サービス開始から半年しか経っておらず、開始当初よりは取引銘柄やサービスは増えたものの、未だ発展途上という印象が強いです。
じゃあ何故BinanceではなくHashkey Globalを選ぶのか?
これはHashkey Globalのユーザーがまだ少ないという所に掛けた先行者利益を狙うといった所でしかないです。
CEXなので新規取り扱いの仮想通貨/トークンに対してエアドロやローンチパッド/ローンチプールにアクセスできるので、Binanceにはない新規上場銘柄を購入することができます(最近の例だとALEOとか)。
トランプ大統領が当選してから仮想通貨バブルがまた始まり、メジャーコインが暴騰したら次はオルト/草コインのブームが来るという循環がまた再来するのであれば、草コインを仕入れるためにHashKeyを登録して、ブームに備えようという話になります。
対応言語
英語/簡体字/繁体字のみで、日本語はサポートしていません。
そもそもこの手の取引所を利用するということは英語のコミュニティで熱心にIEO/ICOの情報を仕入れて戦う情報戦を行う事なので、ここで躓くならワンテンポ情報が遅れて戦う覚悟をしたほうが良い。
HashKey Globalの登録の流れ
まあ普通のCEXって感じです。超ざっくり
- 公式サイトからアカウントを登録
- KYC(身元確認/当人認証)を行う(マイナンバーカードまたはパスポート)
- マイナンバーカード認証の場合、土曜の朝に提出して夕方には承認されましたが、最長3日掛かるとのこと。
- 認証が終わるまでは入金がアンロックされる。
- MFA認証等、セキュリティの設定を行っておく
HashKey Globalにどうやって入金するか?
- 国内取引所に口座を作る(マイナンバーカードの用意さえあればだいたい書面じゃなくデジタルのみでアカウント作成ができる)
- 日本円を入金
- お好みの取引所でETHを買う(日本円⇔仮想通貨で片道2~3%取られる)
- Metamaskウォレットは何をするにもEthereumが必要なのでEthereumを買っておくのが良いです。(そういえばMATICは終わって自動的にマイグレーションされたはずなのに分裂したままなのって何ででしょう?)
- 仮想通貨購入は海外の外貨両替店と同じで業者によって売り/買いのレートや、スプレッドが独自に設定されているので、スプレッドの狭い業者を交換用の国内取引所として持っておくと良いです。どこの取引所を使ってもだいたい同じですが、GMOインターネットグループ(東証一部上場)の【GMOコイン】がおすすめです。
- Metamaskのウォレット宛に出金→HashKeyのFunding AccountにETHをDeposit
- この操作は仮想通貨に慣れていてもミスする可能性は全然あるので少額Transferして正しくHashKey側まで転送されるか確認したほうが良いです。
なお、Metamask経由で提携事業者から仮想通貨をクレカ決済で購入できますが、まあまあのレートでボッたくられるので「すぐ欲しい」以外のニーズで購入するのはおすすめしません。あとこのルートで仮想通貨を購入すると雑所得申告が結構面倒くさくなる気がする。
HashKeyの戦い方
研究中ですがいくつか戦略的なものとして。
- HashKeyのLaunchPadとLaunchPoolの告知情報をチェック
- ウォレットにUSDTを集めておいて、新規取り扱い銘柄のInitial Offer(LaunchPad)や、LaunchPool(短いロックアップを伴うステーキング)で育てる。LaunchPoolに預けるステーブルコイン(USDT)はPoolから引き上げる時に全額回収できるので、銘柄選びにさえ失敗しなければそこそこ良い利率で運用できることになる
- ローンチプールに預けて放置しても確定申告はしましょう。
- ウォレットにUSDTを集めておいて、新規取り扱い銘柄のInitial Offer(LaunchPad)や、LaunchPool(短いロックアップを伴うステーキング)で育てる。LaunchPoolに預けるステーブルコイン(USDT)はPoolから引き上げる時に全額回収できるので、銘柄選びにさえ失敗しなければそこそこ良い利率で運用できることになる
- HSKを集める
- BinanceのBNBっぽい設計のERC-20トークン。BNBと同じ仕組みでプラットフォームが成長すればするほど価値が上がる仕組みなので、将来性に掛けるのであれば現物でHSKを集めておくのもアリ
- Spot/Featureの取引所を利用する
- Spotは現物、FeatureはいわゆるFXで、まあまあマイナーなオルトコインまで扱っており、国内取引所でカバーしきれない取引には便利そう。
注意
- HashKey Globalは金融庁の認可を受けた暗号資産交換業者ではないので、サービスが正しく提供され続けること、入金した仮想通貨を絶対に回収できる保証はないです。
参考
- 先物取引を正式に開始=認可デジタル資産取引所のハッシュキー・グローバル〔GNW〕 | 時事通信ニュース
- 香港ハッシュキー、グローバル向け暗号資産取引所「HashKey Global」開設 | あたらしい経済
エンジニアとして働く90年生まれ。Web系技術を追っかけたり、PCガジェットや自転車いじりが趣味。オーディオオタク。