ThinkBook 14+(Ryzen 6800H/32GB)購入メモ

何が言いたいのか

→Ryzen6000番台+内蔵GPU+DDR5は素晴らしい

ラップトップ遍歴

現在の母艦は12600K+RX6600のデスクトップ

  • 2020年までMBP 15インチ
  • 2020年-2021年4月 MBP2019年モデル16インチ(i9+16GB)
  • -2021年6月 RedmiBook Pro14(1165G7+MX450 16GB)
  • -2022年9月 ThinkBook 16p(5800H+RTX3060 40GB)

1年で買い替える経緯

  • 当時モバイルPCを検討した上で16インチのラップトップをコスパを考えて買ったものの、2kgの重さ、専用バッテリーじゃないと本来のパフォーマンスが出ない(PD電源で100W給電できず、本来持つスペックで駆動しない)など不満があった
  • そんなにグラフィックが必要となる場面に遭遇しなかった
  • Ryzenも7000番台が噂される状況なものの、本格的に7000番台が出る来年になるより前に軽量(1.5kg以下)、プログラムのコンパイル速度に寄与するパーツの次世代環境(DDR5、Gen4 SSD)が搭載される状況になってきた
  • 仕事柄タブレットを携帯する場面が増えて可搬性が仕事のパフォーマンスに響いてきた
  • ヘルニアになったので背中への負荷を減らしたいと考えていた

PC探し

配列の好みは英字キーボードなので英字キーボードモデルがほしいがマストではない。14インチ以下、メモリ32GB以上で考えた時に今使っているLenovo系の国内モデルで言えば6800U+32GB、2.8K有機ELタッチで18万を切るLenovo Yoga 770(カカクコム)や、1.3kg切りで1280P+RTX3050+32GB(ただしフルHD)なMSIのPrestige(カカクコム)や27万円で豪華仕様なZenBook(公式ストア)など、メーカー製PCの多くが軽量化とともにオンボード化でメモリを増設できなくなってきた昨今の事情の割に選択肢は広い。
でもやっぱり今ThinkBook16pの英字配列キーボードが気に入ってるので後継モデルを探した所、丁度よいタイミングでThinkBook14+というモデルが6800H+32GBという構成で14万円台で手に入るようなのでまたしてもJD.com経由でお取り寄せ。

中国語だけどベンチマークレビューは参考になる。

購入前に調べた感じでは5800Hと比較して5-10%ベンチマークのスコアが伸びて内蔵グラフィックは大幅に進歩。ただ12700H等12世代Intelにベンチマークでは負けるケースが多いのでユーザーの声としては「7800H出る来年まで待つわw」という声もある様子。ただRyzenの方が調達価格が安いのか製品価格として安かったり、アイドル時の消費電力が低いことや内蔵グラフィックの強さも含めて電池寿命を考えた時はRyzenの方がベターという判断もできる。
特にRTX3060マシンを使ってる時はUnityのエディタが自動的にRTX3060をアイドルで回すからなのか何もしなくても消費電力が結構あったので、「オンボードでもそこそこ動く」時代に乗っておけばしばらく快適に使えるんじゃないかなと。

届いた

Ryzen6800Hのパフォーマンス+RDNA2の内蔵グラフィック+DDR5 32GBは良い。

SSDはデフォルトで512GBしかないのでセカンダリSSDとして運用して、CFDのPG3NF2シリーズのGen4 SSDを付けました。
今まで使っていた5800H+RTX3060のラップトップと比較して発熱も少なく、そして何より軽い(1.4kgあるとはいえ)。

触ってみた感じとしてはキータッチはほぼ既存のThinkBookと同一、トラックパッドは若干改善され、そのままでもストレスを感じない程度に押しやすく(既存モデルはちょっとストロークが長くて押しづらかった)なったものの、感圧式トラックパッドには一歩及ばない感じ。
専用給電ポートが廃止されてType-Cになったことで本体の自由なUSBの端子の数は減った(左側にDP機能付きType-Cと3.2 Type-A、右側に3.2 Type-Aに隠し2.0)ものの、HDMIポートやMicroSDリーダーは付いているので極端に困ることはなさそう。

ついでに興味本位でInnoView社の4Kマルチタッチモニターを買ってみたのですが、この端末と相性が良いみたいで、ケーブル1本で4K 60fps+マルチタッチモニターとして使えます。余ってるHDMIポートも使ってトリプルディスプレイ化しても余裕持って動いてくれるのがGood。
UnityやUnrealEngine使ってるし、といってもdGPUバンバン動かして開発するニーズは自分には無く、可搬性とパフォーマンスのいいとこ取りとして結構長く使えそうだと思えた次第。