BLADE B2のプリアンプをSadowskyにしたりDELANO JMVC載せたりFlamma FB200を買ったり

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嫌いなベースです

気付いたら買って、家に常にあったベース。BLADEのブランド初期のフジゲンOEMのやつですね。
ヘルスメーターで4.7kgもあり4弦のくせに重量級、生音は割とバシっと出る感じなのですが、ボディ裏にトレブル、ベースEQ、ミッドブーストのトリマがあったりして音作りが非常に面倒と、気持ちよく弾くまでのハードルが高かった。
ただ弦張りっぱなしの割にネックの歪みも少なく(無いとは言ってない)、生鳴りも良いので、売るにしてもポテンシャルを引き出して遊び尽くしてから手放したい、ということで改造します。

どうするのか

まず、ハードウェアは全て(ジャックプレート以外?)交換します。PU含め電装系はそのままヤフオクに流して改造代の足しにしましょう。

PUとアクティブサーキットをDELANO+Sadowskyにする

アクティブサーキットのリプレイスメントパーツだとバルトリーニとかダンカンとか色々ありますが、サドウスキーのBP4KはPOTやノブもまとめてセットで2.4万円とリーズナブル。楽天ポイントも付くため取扱のある某横浜のショップから購入しました。
海外のdiscussionでは「sadowskyのあの音しか出ないから嫌い」っていう人も居るみたいですが、むしろそこを狙うようにします。何故か「Bladeのプリアンプをsadowskyにした」という投稿もピンポイントで見る。
ついでにDelanoのJMVCとの組み合わせが良いという投稿を見たのでピックアップも交換します。
DELANOのJMVC AL/M2なるモデルですが、有名なフェライトマグネットの「FE」ではなくアルニコマグネットの「AL」モデルを買いました。Sadowskyのサーキット的にはEQセクションのスルーでヴィンテージライクなトーンコントロールも想定しているため…(?)

アホみたいな改造もやります

ゴールドメッキのパーツはペグが歪んでたりメッキの剥がれで割とアレな見た目になっているのに加えて若干謎の共振ポイントもあり、音を整えたいので色々試してみる。亜鉛ダイキャストブリッジからESPの真鍮ベースプレートのブリッジにしつつ、

ヤフオクで送料込み4500円だったので購入

割と軽量そうなGuyker製のカーボンペグに交換します。コイツはGOTOHのカーボンペグのパクリなのですが、ペグのシャフトとカーボンプレートとの固定をネジではなく接着剤でやっているみたいなので、輸送中とか部屋でバキっと行きそうな気がする劣化コピー。本家は36g未満とのことですが、まあ壊れたら素直にhipshot買います。。。

孔雀杢か?

重い重い言いながらフィンガーランプ(フィンガーレスト?)を付け足そうとしている。

今回買ったもの

今回の検体はこちら。

商品名価格(送料込み)備考
Sadowsky BP4K24,200楽天ポイントが10%付く
DELANO JMVC 4 AL/M234,760楽天ポイントが10%付く
Guykerカーボンペグ6,984(7,427)アリエク産。地雷でしかない
ESP真鍮ブリッジ4,500ヤフオク産の中古
黒柿の板材(10mm厚)1,500(2,480)50/10cmのうち10%くらい使うから使いまわし可能
ストラップピン+バッテリーボックス増設+PPTジャック+ピック+弦5000円くらい(雑)

77,387円(に5000円くらい楽天ポイントが付く)。このベース売ってSadowsky MetroExpressとか、Sireのいい感じの竿を10万前後で探したほうがコスパはいい

充電式電池のノイズ対策(没ネタ)

本当はアルカリ電池を使うのが一番良いと思うのですが、デュラセルとか買ってると破産するので充電式が良い…ということで最近よく見る9Vリチウムイオン電池のノイズを低減するフィルタをChatGPT5に作らせてみた。

	•	R=10Ω(金属皮膜 1/4W)
	•	L=100µH(定格 ≥300mA のチョークコイル/インダクタ)
	•	C1=100µF/16V(電解コンデンサ, +極を上側へ)
	•	C2=0.1µF/50V(セラミック, 極性なし)

効果:30kHz〜数百kHzのスイッチングノイズを強力に減衰(−60〜−70dB級)。
用途:充電式9V・USB昇圧・外部DCなど“スイッチング系電源”に最適。

10Ω抵抗 + 100µHインダクタがRC+LCのπ型フィルタ(高周波ノイズの減衰)、コンデンサは低周波ノイズの削減。
調べてみるとpetit susieという製品が存在していたり、海外のフォーラムでもバッテリ駆動の電池を安定させる方法について語られているみたいだが、「DC-DCトランスのスイッチングノイズを軽減させるフィルタ回路」のような定説が無い以上GPTの作図が適当である可能性もあり、実際の所どうなのかも分からんのでしばらくはアルカリ電池を使い続ける事にします。別に困らんし。

分解

ネックポケットはネック側には「Levinson」スタンプ、ポケットには「38 BW-2」。
恐らく同型のベースを所有されている方の調査を引用させて頂くと、B2はプッシュプルもないシンプルサーキットで、BW-2はやはり2つのプッシュプルでミニトリマEQとミッドブーストがアクティブになる、という所らしい。トップノブはVol、バランス、トレブル、ベースの4ノブに別サーキット化のプッシュプル…結局ベースの音がそれなりに良い音で出れば良い、というスタンスの私にとって使いきれなかった。
ボディはオニセン。まあ広義のアッシュだと思うようにします。

ブリッジとペグの交換

若干変な弦の共鳴り(特に1弦)があったのと、真鍮ブリッジにしてサビサビのメッキパーツから卒業。
取り外し元のブリッジは恐らく今で言うGOTOH 201B-4。ちなみにESPの方が2g軽かった(約180g)。ESPの方にねじは無かったので同型のGOTOH TS-02を買おうかと思ったが、差し色でゴールドになるのは気にならないので秋葉原に行った時にスペアで買っておくか…くらい。
ペグはガタガタかつ部分的に交換されてるので金属ゴミ行き。

交換後はこちら。GuykerのペグはやはりGOTOHと比べるとメッキの処理とか甘い(妙にテカテカしてる)し、カーボンは端が削り出しで手に引っかかるしで割とアレ。最初からHipshotなり買ったほうが良かった。ただカーボンなだけあって余計なネックの鳴りを抑えるという意味では一定ボタンをカーボン化するのは音として狙えるものがあるかもしれない。

サーキットの交換+バッテリーボックス増設

一説によるとフジゲン製とのことだが、木部のバリの上から塗装かけてたりするので気になった所はルーターで削りつつ、PUキャビティとコントロールキャビティぬりぬり。SadowskyのBP4KはスクリュークランプでPUのHOT/COLDを止める仕組みになっているのですが、オフィシャルマニュアルによると黒いGNDのスクリュークランプは2本まで刺せるようで、マニュアル画像でもBridge GroundがブリッジのGNDと一緒に刺さってる。片側の撚り線が太いと接触不良になりそうな気がするものの、マニュアルに従ってコントロールキャビティのアースに付けたラグに全て結線した後スクリュークランプに落とすようにする。Blade BW-2の純正サーキットの頃は若干ノイズも気になっていたのですが、導電塗料通してみたら評価も変わっていたかも(今更)

キャビティの処理は念入りにやってあげる

あとはBladeのリアキャビティは若干BP4K+バッテリーを収めるにはスペースが足りなかった(というかプリアンプ本体とPOTの結線ケーブルが邪悪でうまい所に収まらなかった)ので、バッテリーボックスを増設します。ボディの軽量化も兼ねている。POTのはんだ付けは結構神経を使うのでアースだけのハンダ付けなのは楽でいいですね。

ついでに最近流行りのフィンガーレストも黒柿から削り出した木片を同系色になるよう着色して増設。4弦を弾くと指の行き先がなくなっちゃうのでこれは一定メリットあった。流行るだけある。

FLAMMA FB200で音出し

まじで小さい

ベースで気軽に練習するため&何やらスタジオに入りそうな気配がするのでお手頃なマルチエフェクターを買いました。14000円くらい。
ガッツリライブするわけでもないしなーと思いながらPOD Express BassかM-VAVEのTANK-Bか本機で迷っていたのですが、POD Expressはパッチチェンジが面倒くさそうだしインジケーターが無い(USBでスマホ接続前提)だったのでまず除外。音は一番良いと思うんですけどね。
で、TANK-BとFB200という見た目がクリソツな2つを調べたのですが、まず下図を見て欲しい。

M-VAVE TANK-Bのアンプモデル
FB200のアンプモデル

B7Kモデリングあるやん!!ってことでFB200にした。あと単純にYouTuberのレビュー見ても出音はFB200の方が良さそうだった。見た目は似てますがM-VAVEとFLAMMAのソフトウェアは別物ですね。
B7KモデリングとしてはBLENDが無かったりEQがBASS/MID/MID FREQ/TREBLEと本家とは全然違うコントロールなので「ぽい音」でしかない、というのはありますが。あとエフェクトチェーンはノイズゲート→コンプ→アンプ→キャビシミュ→モジュレーション→リバーブ固定。よくあるマルチにありがちなドライブ・EQ・ディレイセクションは省略されているものの、4ボタンで本体ツマミで各モジュールコントロールでき、ライブモードで単体のコントロール可能というコンセプトでいうと潔い。あとBluetoothでスマホ音源と一緒に鳴らせたりドラムマシン付いてたり、練習しながらある程度音を作ってそのままスタジオでコピバン…みたいな用途には隙がない構成でGoodです。
まあ暫く引いてからソフトウェアシミュレーターの作り込まれたシミュレーションの音を聞いちゃうとウーンって感じがしなくもないが、プリセット作りまくってバチバチ遊ぶ分には必要十分。プリアンプセクションがあまりEQが効かない(というかバランス崩して過激なEQにすると破綻する)ので、これ単体で音作りをするというよりは、プリセットで遊ぶやつなのかも。

おわり

音作りの幅がめちゃ楽&使える音が出るので楽しい。手元にAtelierZのBeta4があるので比較しながら考える。

  • ノイズレスすげー
    • 丁寧にアース落とすとハムキャンセルPUとかオンボードプリアンプのおかげでブリブリ歪ませたときの解像度が凄い。
  • ネックが割と細身なのでネックの比重が相対的に軽くてネックの方で弦が遊ぶ。Beta4がバシーン!だったら、もっとFender寄りのボンボン系。
    • 安ギターのようなボンボンではなくしっかり音としては鳴ってる。弦高の高さも要因として関わってきそう。
  • Beta4の2VOL+2バンドEQと違ってVOL+BAL+TONE+2BAND(実質5ノブ)だから手元で色々作れる
    • フロント75%リア25%くらいにしてちょっとハイを上げた時の音が楽しい
  • ネックが若干ハイ起きしてる+1弦側が順反りする形でねじれてる
    • 4弦の弦高も考慮して合わせると1弦が1F押弦の12Fまでの距離が2.2mm程度と、現状1弦がかなり高めのセッティングになる。
      • 93年製だとすると30年モノだし、フジゲン製とはいえ当時は今ほどシビアな設計思想ではなかったので当然
      • 弾けないほどではない
        • ピッチは気にならないけど
        • 気になるなら1弦側のハイポジションを削るかリフレット、という事になる

レストアして改めて弾いてみるとネックコンディションが気になりだす、といった感じ。
ある程度弾き込んで気になったらリフレットしようと思います。

おまけ:FLAMMAの内臓キャビシミュは素直に諦めてIRを使おう

FX200の頃から思ってたんですけどFLAMMAのキャビシミュはとにかくハイミッドの質感と音抜けが悪い(主観)のでIRローダーを使うのが良いです。

いくつか有料IRも含め試してみたのですがShift Lineの無料IR(https://shift-line.com/irpackbass)に落ち着きました。
FB200のIRローダーの邪悪な所はEQはおろかローカット・ハイカット・レベル調整も無いのでポン出しで良い感じに鳴るIRを探さなければなりません。
Ampeg SVT-810E Olympic MkIIIS edition2なるモデルが丁度帯域調整を施してくれたようで、まあまあジューシーな感じになるので全部のモデルをこのキャビシミュで鳴らすようにしています。リハスタのあの音が出る。気に入ったら購入ページから7ドル払いましょう。とおもったらPayPalの支払先がロシアっぽくて経済制裁により支払えない可能性。

あとFB200の凶悪ポイントその2として電源ONの間は自由に誰でもペアリング出来るので、悪意があればパッチを書き換えたり演奏中に爆音ドラムマシンに切り替えるイタズラが出来る。知り合いに敵を作らないようにしましょう。デフォルトではデバイス名が「FB200」になってるので、なるべくハックされ辛い人畜無害なデバイス名にしておくのが精神上良さそう。なおBluetoothを無効化するとかペアリング用パスワード設定は無い模様。