以前購入した ASUS ZenBook 13 UX331UN 、第8世代のCore i5が乗っていたりそれなりに動くディスクリートGPUが付いていたりと、スペックが豊富だからか積極的に外に持ち出したりゴロ寝PCとして活用していたのです。
ところでノートPCは、突然壊れる事があります。
デスクトップPCの場合であれば、良いパーツを選んで初期不良さえ乗り越えればそう簡単に壊れる事は無いですよね?
ノートPCは…突然…
Geforce MX150乗ってるPCで丸二日くらい学習させてたら突然死して、バッテリーの充電ランプすら付かなくて完全にラフメイカーになった
— みぜ (@mu_sette) 2018年7月29日
そう、突然だったのです。
文鎮化したZenBookを前に完全にこれになってる pic.twitter.com/nuqWYLM6nr
— みぜ (@mu_sette) 2018年7月29日
ノートPCの故障は非常に辛い。
第一に、原因の特定が難しい。
例えばデスクトップPCなら、異音の有無/箇所や、大体パーツによる動作検証等の手段が用意されているのに対して、ノートPCの場合、それらから原因を特定することは困難である。
第二に、修理のコストが高い。
ノートPCの場合、 基本的に
メーカー修理対応となるので費用の点で万単位の出費が必要であることと、時間の観点からも「代替パーツを取り寄せてハイ終わり」というわけにはいかない。
完全に電源のインジゲーターすら反応しなくなった文鎮を前にして、まずDC電源の不良を疑った。
こういう時に テスター
を持っていると役に立つので安物でもいいから持っておくと良いかもしれません。
テスターを使った診断方法として、「DCのソケットの穴にシャープペンシルの芯を突っ込んで、そこをつかってDCの+-をテスターでつなぐ」方法があります。
定格が出るなりで針が振れたら、とりあえずアダプタ電源ではない事がわかります。
ここで、「買って一年以内だから保証効くじゃん」と冷静になり、分解して原因を確かめる前に ASUS Store Akasaka に持ち込んでみることにしました。
故障して修理方法を調べるまで知らなかったのですが、どうやらASUSは今年に入ってから日本にASUS製品(ZenFone, ZenBookが中心)の直営店をオープンしており、ストアには対面サポートと、製品の修理コーナーが設けていられるとのこと(家電併設のASUSフラッグシップコーナーと違って製品の修理を直接行う設備があるらしい)
ということでWeb経由で修理予約を入れ、赤坂見附まで行ってみることに。
みぜ「うちのZenBookは…助かりますか……?!」
店員ぴ「ン〜〜メインボードにダメージあるかも知れないのでお預かりの対応になりますw」— みぜ (@mu_sette) 2018年7月30日
Long goodbye みぜちゃん号. pic.twitter.com/GCLvlRy8W9
— みぜ (@mu_sette) 2018年7月30日
ASUS Store Akasakaですが、Appleストアのように小奇麗な内装とわりと多めなスタッフ、それと修理カウンターといった構成で、最近の新商品も好きなだけ触れるので案外ASUS好きな人にはたまらないのでは…といった印象。
ただ、来店予約をしても15~30分待たされたので、時間に余裕をもって訪問したほうが良いと思います。
待ち時間はPCを触ったり水を飲んだり、公式ストアで扱ってないアクセサリー(保護フィルムやACアダプタ、PC用バックパック等)を眺めたりと暇する事はなかった。
そんなこんなで保証期間内の対応となり、無料で修理対応を行ってもらいました。
故障の原因は店員曰く、ボードの不良であろうとのことなので無駄に悪あがきして社外製のバッテリーを交換したりDCジャックを交換したりしないでよかったと思う。
ただ、ビットロッカー(ストレージの暗号化)によってSSDがそのまま修理後も使えるわけではなかったらしく全部初期化されてしまったので、AnacondaやらCudaやらを入れ直す手間があって辛かったです。おわり
余談ですが、ミスターサプライというストアの互換アダプタも買ってみました。
[amazonjs asin=”B0772R4G1S” locale=”JP” title=”ASUS UX21A UX31A UX32LN X200CA X200MA 19V 3.42A 65W 互換ACアダプター 90-XB3NN0PW00040Y N65W-02 対応”]
大きさは純正と比較してやや大きいですが、順調に動くのでサブのアダプターとして使ってみる事にします。
エンジニアとして働く90年生まれ。Web系技術を追っかけたり、PCガジェットや自転車いじりが趣味。オーディオオタク。